結婚とは

友人2人がこのテーマなので乗っかります。1300文字で足りるか自信はありません。多分、愛とか希望とかそんな前向きな話になりませんので未結婚者の方々は読まない方がいいです。
僕は去年まで結婚していました。前述しましたがお互いの考え方の不一致で離婚しました。
子供の頃から30くらいには結婚して適当に生活していくんだろうなぁとはボンヤリと考えていたわけで、何か人生に拘りがあるわけでもない僕は相手の結婚してくれとの要望に答えて結婚したわけです。
こだわりが無いので、贅沢な生活とは言えないまでも生活に困らないだけの資金を供給し、相手の要望に応えられるだけ応えていれば続いていくと思っていました。
周りは車やレジャーのようなお金のかかる趣味があってどうたらとか配偶者の愚痴を聞くことはありましたが、僕の趣味なんてTVゲームとネットくらいのもので特段お金がかかる趣味と言えるわけでもなく(と思っている)、月3万円の小遣いも苦にならない感じでしたし、一人暮らしも長かったので家事も手伝いながら自分なりのいい夫を演じていました。
しかし、彼女は僕の生活は気に入らないようでした。周りにネットやTVゲームをする友人は皆無だったらしく、「いい大人のやることではない」とよく小言を言われました。「30代に相応しい趣味を持て」「友達いないの?」「会話しながらゲームするとか頭がおかしい」「ガキじゃないんだから変にはしゃいだ言葉で話さないで」など日に日に小言の量が増え、次第にSkypeをしながらのゲームは1ヶ月に一回程度、しかも真夜中に起きて小声で行って、起こさないようにそーっと布団に戻るみたいな生活になっていきました。関係がギクシャクしだしたのはこの辺りからかもしれません。
ほぼ唯一くらいの楽しいことを禁止され精神的に荒んでいきました。それでも相手の事を思い合わせていきましたが僕も人間であったようで次第に言葉数が減り、彼女と会話をすることがほとんど無くなっていきました。
よく言われた言葉は「熟年夫婦みたいに会話がないね」言われる度に内心「おめーが話し方が気に入らないって言ったんじゃん」と思ってましたが「ごめんね」と謝り続けました。多分、この響かない感じも嫌だったんだと思います。一年くらいたってから、子供→第二子→マンション購入と要求がエスカレートしていき、その度に「○○してくれたら結婚続けられる気がする」と付け加えられ、バカな僕はその言葉を鵜呑みにし、できる限り要求に応えました(断ったら離婚をチラつかされました)。
一子目はそうでもありませんでしたが、二子目の子作りは苦痛でしかありませんでした。半ば筋トレのようなものだと自分に言い聞かせて日課のようにこなしていたのを覚えています。愛がないとあんなにも楽しくないものなんですね。
考えられるエピソードはまだ色々ありますが、本一冊くらいになりそうなのでやめときます。
結婚すること自体はそんなに難しいことではないと思います。市役所にハンコ一個持っていけばできます。ただ続けていくのはすごく難しいです。
夫婦2人ともが、僕のように、ん?おかしいぞ?って感じた時に修正出来ない人間だとどうにもなりません。おかしいと感じる時には喧嘩してもいいから話し合う勇気を持つべきだと思います。ズルズルいってもいい事は何もありませんでした。最悪、離婚して別れるくらいで済むんですから喧嘩しましょう。いいじゃない、死ぬわけじゃないし。
これから結婚して行く方々には僕のように、過去の楽しかった事を思い出しながら、もう帰ってこない日々を憂い、現実を呪うようなそんな生活はしてもらいたくありません。何か参考になればとここに投稿しました。
長文ですいません。

最後に

「アメリカとかじゃないと治せない奇病にかかって死ね!バーカ!」